歯周病と全身に及ぼす影響
2025.02.06更新
こんにちは!受付の岩崎です
寒い日が続いておりますが、みなさまお変わりなくお過ごしでしょうか?
体調管理にお気をつけて、くれぐれもご自愛ください
早速ですが、今回は歯周病についてお話しようと思います!
みなさま、歯周病とはよく耳にすることがあると思いますが
いったいどんな病気なのかご存じですか?
また、歯周病がもたらす全身に及ぼす影響についてもお話します!
歯周病とは、歯と歯茎の境目の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し炎症を起こし、
歯を支えている骨を溶かして歯が抜けてしまう病気です
歯周病の症状はこのようなものがあります
・歯茎が赤くなったり、腫れたりする
・歯茎が充血したように赤くなり、歯ブラシで出血する
・歯と歯の間が広がり、食べ物もよくつまる
・歯茎が下がり、歯が長く見える
・口臭が気になる
・起床時にお口の中がねばつく
歯周病を予防するには、ご自身での毎日のお手入れとクリニックでの定期的な検診がとても大切です!
次に歯周病が及ぼす全身への影響についていくつかご紹介します
歯周病が全身疾患を引き起こす原因は、歯周病菌が血管内に入り込み全身に炎症を引き起こすことです
①糖尿病
糖尿病の第6番目の合併症と言われており、発病・重篤化した歯周病が慢性炎症として2型糖尿病を悪化させます。
歯周病菌がインスリンの働きを妨げます。
②早産
歯周病菌の炎症により産生される物質が、胎児の早産や低体重出産のリスクを高めます。その数はおよそ7倍とも言われています。
③肺炎
誤嚥によって歯周病菌が肺に入り、肺炎を引き起こします。高齢者の方にとくに注意が必要です。
④肥満
あまり食べていなくても太りやすい体質は歯周病菌が肝臓と脂肪組織に脂肪を沈殿させることが原因とされています。
⑤骨粗しょう症
骨粗しょう症の方は歯周病にかかりやすく重篤化しやすい傾向にあります。
⑥脳梗塞・心筋梗塞
血栓を作りやすく、脳梗塞や脳卒中、心筋梗塞のリスクも高まります。
いかがだったでしょうか?歯周病とはお口の中だけではなく全身に影響を及ぼす病気ということがわかりましたね
みなさまの健康を守るために、歯周病予防がとても肝心です!
これからも引き続きお口の中の健康をサポートできるよう精いっぱい精進いたしますので
なにかご相談やご不明なことがあればお気軽にお問合せください!