歯ブラシの持ち方✏️
2023.10.12更新
こんにちは!衛生士の森山です!
朝晩はめっきり寒くなってきましたが、さわやかな秋晴れの日が続いていますね。
突然ですが、
皆さんは歯ブラシをどんな風に持っていますか??
実は、歯ブラシにも持ち方が2つあるんです!
1つ目はグーで持つ「パームグリップ」です。
持ちやすく、操作しやすいため
・握力が低下している高齢の方や障害のある方
・小さなお子様
に適した持ち方です
ですが、ギュッと握るので
"歯ブラシを持つ力が強くなってしまう"という欠点があるので歯や歯茎を傷つけないよう注意が必要となります⚠️
2つ目は1番オススメな
鉛筆のように持つ「ペングリップ」です!
パームグリップよりも、
余計な力が入らず、小刻みに動かしやすいので
隅々まで丁寧に磨け、磨き残しも減ります
「優しく磨くと磨いた感じがしない…」
と患者様によく言われることがあります(笑)
たしかに力強く磨いた方が磨けた感じがしますよね!
ですが
実は、力が強すぎると歯ブラシの毛先が広がり
"プラーク"という細菌の塊を撫でているだけになってしまい、
汚れが落ちにくくなってしまうんです!
本来プラークは歯ブラシの毛先を使って落とすので
毛先が広がらない力加減で磨ける
"ペングリップ"で磨くことがとても重要です
正しい歯ブラシの持ち方で
一緒にお口の中を健康に保ちましょう