2025.10.11更新

こんにちは!歯科助手の内藤ですrabbitflower2

だんだん涼しくなってきましたね!
束の間の秋ですが、実りの秋、スポーツの秋、食欲の秋!
思いっきり楽しみましょう!gyaheart

 

 


さて、今回は根管治療についてです。

「他の歯医者で抜歯と言われてしまったけれど、本当に歯を残せないの?」「根管治療(神経の治療)って、どんなことをするの?」
このような不安を感じている方はとても多いです。
特に横浜市港北区・綱島周辺には多くの歯科医院がありますが、どこで治療を受けたら良いのか迷ってしまう方も少なくありません。
この記事では、虫歯や神経の治療、根管治療に関する基本知識と、歯をできるだけ残すための方法、そして綱島で信頼できる歯医者を選ぶポイントを詳しく解説します。
この記事を読むと、根の治療が必要になった時の正しい判断基準、良い治療を受けるためのコツが分かります。
特に、他院で「抜歯しかない」と言われた方や、専門的な根管治療を受けたいと考えている方に読んでほしい内容です。

 

 

dire根管治療(神経の治療・根の治療)とは?dire

根管治療とは、歯の中の神経や血管が通っている「根管」という部分の感染を取り除き、再び痛みや腫れが出ないようにする治療です。
虫歯が深く進行すると、歯の神経(歯髄)まで細菌が到達します。
そのまま放置すると炎症が広がり、強い痛みや歯ぐきの腫れ、さらには骨の吸収などが起きてしまいます。
根管治療では、感染した神経を丁寧に除去し、根の中を無菌状態に近づけることが重要です。
適切に治療を行えば、抜歯をせずに自分の歯を残すことができます。

 

 

dire根管治療が必要になる主なケースdire

根管治療が必要となるのは、主に以下のようなケースです。
・虫歯が神経まで達している場合
・過去に治療した歯の根の先に炎症が再発している場合
・強い打撲などで歯の神経が死んでしまった場合
・歯の内部で細菌感染が進行している場合
こうしたケースでは、放置すると痛みや腫れがひどくなり、最終的に抜歯が必要になる可能性があります。
特に、神経を抜いた後の歯は脆くなりやすいため、根管治療を正確に行うことが将来的な歯の寿命を左右します。

 

う蝕C3

 

 

dire根管治療の基本的な流れdire

根管治療の手順は、一般的に次のように進みます。
①感染した神経を除去する
②専用の器具で根の内部を清掃・消毒する
③薬剤で内部を殺菌する
④根の中に充填材を入れて密封する
⑤最終的に被せ物(クラウン)を装着する
この一連の流れを丁寧に行うことで、再感染を防ぎ、歯を長持ちさせることができます。
ただし、根管の形は人それぞれ異なり、非常に複雑な構造をしているため、治療には時間と高い技術力が必要です。

 

 

dire根管治療を受けるメリットとデメリットdire

根管治療には多くのメリットがありますが、注意すべき点も存在します。
ここでは、それぞれを具体的に解説します。

 

 

⭕️メリット①:歯を抜かずに残せる

根管治療の最大のメリットは、抜歯せずに自分の歯を残せることです。
天然の歯は人工の歯に比べて、噛む力や感覚、顎の骨の維持に優れています。
一度抜いてしまうと、ブリッジやインプラントなどの人工物に頼らなければならず、費用やメンテナンスの負担も大きくなります。
歯を残せる可能性がある場合は、専門的な根管治療を受けることがとても重要です。

 

 

⭕️メリット②:痛みや腫れが改善する

感染した神経を取り除くことで、強い痛みや腫れが軽減します。
根の先に膿がたまっているケースでも、適切な根管治療を行うことで炎症が治まり、再発を防ぐことができます。
特にマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を用いた治療は、肉眼では見えない細部まで確認できるため、より精密で確実な治療が可能です。

 

 

❌デメリット①:治療期間が長くなることがある

根管治療は非常に繊細な作業のため、1回の治療では終わらないことがあります。
感染の程度や根管の形によっては、2〜4回程度の通院が必要になることもあります。
ただし、短期間で終わらせるよりも、丁寧に治療を進めたほうが再発リスクを下げられます。
時間をかけてでも精密に治療することが、将来的に歯を守る一番の近道です。

 

 

❌デメリット②:治療後に痛みや違和感が残ることがある

治療直後は、歯の周囲に軽い痛みや違和感を感じることがあります。
これは、根の先に炎症が残っていたり、噛み合わせの影響が出ていたりするためです。
多くの場合は数日で治まりますが、長引く場合は再評価が必要です。
歯科医としっかり相談しながら、治療後の経過を確認していくことが大切です。

 


dire綱島・港北区で信頼できる歯医者を選ぶ5つのポイントdire

横浜市港北区・綱島周辺には多くの歯科医院があります。
その中から「根管治療が上手な歯医者」「虫歯治療が丁寧なクリニック」を見つけるのは簡単ではありません。
しかし、いくつかのポイントを意識して探すことで、自分に合った名医に出会える可能性が高まります。
ここでは、実際に綱島で歯科助手として勤務している私が感じる、信頼できる歯医者を見つけるための5つのポイントをご紹介します。

 

 

light bulbポイント①:根管治療の実績と専門性がある

根管治療は、歯科治療の中でも特に繊細で難易度が高い分野です。
そのため、どの歯医者でも同じ結果が得られるわけではありません。
歯科医院のホームページや口コミで「根管治療に力を入れている」「マイクロスコープを導入している」といった情報を確認しましょう。
マイクロスコープを使用することで、肉眼では見えない細い根管の内部を拡大して治療できます。
根の先までしっかり確認しながら治療できる歯医者は、再発率が低く、患者様の満足度も高い傾向にあります。

 

 

light bulbポイント②:滅菌・衛生管理が徹底している

根の治療では、細菌感染を防ぐことが最も重要です。
そのため、治療器具の滅菌体制が整っているかどうかは、歯医者を選ぶ上で大切な判断基準になります。
たとえば、治療中に使用する「ラバーダム防湿」は、唾液の侵入を防ぐことで無菌状態を保ちます。
このラバーダムを使う歯医者は、感染予防に非常に意識が高い証拠です。
治療の技術だけでなく、こうした衛生管理にもこだわっている医院を選ぶことが、成功する根管治療の第一歩です。

 

light bulbポイント③:精密な診断設備を導入している

最新の歯科用CTやマイクロスコープを活用している歯医者は、診断の精度が非常に高いです。
根管の形は人によって異なり、分岐しているケースや非常に細い根も存在します。
CT撮影で立体的に確認することで、従来のレントゲンでは見えなかった感染源を特定できます。
また、マイクロスコープで実際に根の中を拡大して確認することで、治療の成功率が格段に上がります。
設備投資を惜しまない歯医者は、患者様により良い結果を提供するための姿勢が表れています。

 

light bulbポイント④:カウンセリングと説明が丁寧

どんなに技術力が高くても、説明が不十分な歯医者では不安が残ります。
治療内容・回数・費用・リスクなどを、模型や画像を用いて分かりやすく説明してくれるかどうかは大切なポイントです。
特に根管治療は数回にわたる通院が必要なこともあるため、患者様が納得して進められるようなコミュニケーションが重要です。
実際に私の勤務先でも、初診時に30分以上かけてカウンセリングを行い、患者様が抱える不安を一つずつ解消しています。
納得して治療に臨むことが、成功の大きな鍵です。

 

 

light bulbポイント⑤:通いやすさと継続しやすい環境

根管治療は一度で終わらないため、アクセスの良さや予約の取りやすさも重要です。
駅から近い・駐車場がある・診療時間が長いなど、ライフスタイルに合わせて通院しやすい歯医者を選びましょう。
また、清潔感のある院内やスタッフの対応が親切な医院は、通院ストレスを減らしてくれます。
綱島エリアには、地域密着型でアットホームな歯医者が多く、患者様との信頼関係を大切にしているクリニックが増えています。

 

 


dire根管治療が上手な歯医者の共通点dire

港北区・綱島周辺の中でも、「この歯医者は根管治療が上手だ」と評価される医院には共通点があります。
それは単に経験年数が長いというだけでなく、「技術・設備・姿勢」の3つが揃っている点です。
以下に、その特徴を具体的にまとめました。

 

 

tooth特徴①:マイクロスコープを活用している

根管治療において、マイクロスコープの有無は結果に大きく影響します。
肉眼では見えない細い根の分岐や感染部位を確認できるため、感染の取り残しを防ぐことができます。
一部の歯医者では、最大20倍に拡大して治療できる高性能マイクロスコープを導入しています。
和田デンタルクリニックでもマイクロスコープを使用し、可能な限り歯を残す治療を行っています。

 

 

tooth特徴②:再発防止を意識した治療を行う

根管治療の目的は「痛みを取ること」だけではありません。
一度治療した歯が再び炎症を起こさないよう、根の中を完全に密閉することが重要です。
上手な歯医者は、薬剤の充填から被せ物の装着までの工程を丁寧に行い、再感染を防ぎます。

また、治療後のメンテナンス指導にも力を入れており、長期的な視点で患者様の歯を守ります。

 

 

tooth特徴③:患者様一人ひとりに合わせた治療計画

歯の根の形は個人差が大きく、同じ方法で全員に対応することはできません。
根管治療が上手な歯医者は、CT画像や口腔内写真を用いながら、症状の原因を分析し、最適な治療方法を提案します。
さらに、治療後の予後を見据えた補綴(ほてつ)設計も行い、歯の寿命を最大限に延ばします。
このように、患者様ごとにオーダーメイドの治療を提供できる歯医者こそが、本当の意味での「名医」です。

 

 

tooth特徴④:チームで支える診療体制

良い歯医者ほど、歯科医師だけでなく歯科衛生士・歯科技工士・受付スタッフ全員が一丸となって患者様を支えています。
たとえば、治療中の姿勢サポート、治療後のブラッシング指導、被せ物の微調整など、それぞれの専門性が活かされています。
綱島や港北区の歯医者の中には、院内技工所を併設し、スピーディーかつ高精度な補綴物を提供する医院もあります。
チーム医療が整っている医院は、治療の質と安心感の両方を提供してくれます。

 

 


dire実際の根管治療の流れと患者様の体験談dire

根管治療(神経の治療)は、痛みが強く「もう抜くしかない」と言われた歯を救うための最後の手段です。
ここでは、綱島で実際に治療を受けた患者様の体験談をもとに、治療の流れを具体的に紹介します。
この流れを理解することで、治療への不安が少しでも軽減されるでしょう。

 

 

megaphone症例①:他院で「抜歯」と言われたが、根管治療で歯を残せたケース

40代女性の患者様が、左下の奥歯の強い痛みで来院されました。
他院では「虫歯が深く、根の先まで感染しているため抜歯が必要」と診断されていました。
しかし、和田デンタルクリニックではCT検査を行い、マイクロスコープを使用して慎重に根管内の感染部分を除去。
根の先にまで及ぶ細菌を完全に除去した結果、歯を残すことができました。
現在は、定期的なメンテナンスを受けながら自分の歯で食事を楽しんでおられます。
患者様からは「抜かずに済んで本当に良かった!」というお声をいただきました。

 

 

megaphone症例②:神経を取った歯が再び痛み出したケース

以前、別の歯医者で根管治療を受けた30代男性。
数年後に再び同じ歯がズキズキと痛み出したため、綱島にある当院を受診されました。
レントゲンとCTで確認したところ、根の奥に取り残された感染源が見つかりました。
再根管治療(リトリートメント)を行い、感染部を取り除いたところ、痛みは完全に消失しました。
このように「以前治療した歯でも、もう一度きちんと治療すれば助かるケース」が多く存在します。

 

 

 

dire根管治療の費用と期間の目安dire

根管治療の費用と期間は、歯の位置や感染の程度によって大きく異なります。
港北区や綱島エリアの歯医者でも、一般的な相場は以下のようになっています。

 

 


dire費用の目安(保険診療の場合)dire

・前歯の根管治療:約3,000円~5,000円(3割負担)
・小臼歯:約4,000円~6,000円
・大臼歯(奥歯):約5,000円~8,000円
ただし、マイクロスコープやCTを用いた「精密根管治療」は自費診療です。
(※精密根管治療の料金形態については、当院にてご相談いただいた際にご説明いたします。)
自費診療は高額に感じるかもしれませんが、再発を防ぎ、歯を長く残せる可能性が高まります。

 

 


dire治療期間の目安dire

根管治療は1回で終わらないことが多く、平均して3~5回の通院が必要です。
1回あたりの治療時間は約60〜90分。
治療後は歯の中を密封するための土台(コア)と被せ物(クラウン)を装着し、噛む機能を回復させます。

土台と被せ物

flower2費用を抑えるためにできることflower2

虫歯が小さいうちに治療を受けることで、根管治療に至る前に防げるケースが多いです。
また、定期的な歯科検診を受けることで、再発や新たな虫歯のリスクを下げることができます。
港北区・綱島では、自治体の歯科検診制度を活用するのもおすすめです。
「痛くないから大丈夫」と放置せず、半年に一度は検診を受けましょう。

 

 


flower2根管治療後に気をつけたいことflower2

根管治療は、治療が終わった後のケアが非常に大切です。
せっかく感染を取り除いても、再び細菌が侵入すれば、再治療が必要になります。
以下の3つのポイントを意識して、治療後の歯を守りましょう。

 

 

light bulbポイント①:治療後すぐに硬い物を噛まない

根管治療後の歯は、一時的に脆くなっています。
被せ物が入るまでは、ナッツや氷など硬いものを噛まないよう注意が必要です。
早い段階で被せ物を装着することで、歯の破折を防げます。
特に奥歯は噛む力が強いため、慎重なケアが求められます。

 

 

light bulbポイント②:歯磨きを怠らない

根管治療をした歯は、内部が清潔に保たれていても、外側の歯ぐきや周囲の歯が汚れていると再感染の原因になります。
毎日の歯磨きに加え、歯間ブラシやフロスも取り入れて清潔を保ちましょう。
歯医者で定期的にプロのクリーニング(PMTC)を受けるのもおすすめです。

 

 

light bulbポイント③:定期検診で経過をチェック

根管治療後も、半年から1年ごとにレントゲンを撮影して経過を確認することが大切です。
見た目には問題がなくても、根の先に炎症が再発していることがあります。
綱島の和田デンタルクリニックでは、治療後も継続してフォローアップを行い、再発リスクを最小限に抑えています。
このアフターケアこそが、長期的な歯の健康を守るポイントです。

 


「もう抜くしかない」と言われた歯でも、専門医による精密な根管治療によって救える可能性があります。
綱島・港北区で歯医者を探す際は、技術・設備・説明の丁寧さ・通いやすさの4つを重視して選びましょう。
マイクロスコープを使った精密な根管治療は、再発を防ぎ、歯を長く残すための最良の選択です。
治療後のケアを怠らず、定期的な検診を受けることで、将来的にも自分の歯で食事を楽しめます。
歯は、一度抜いてしまうと二度と元には戻りません。

 

 

和田デンタルクリニックでは、皆様の健康をお口から守っていく診療を心がけています。
別の歯科医院では抜歯と言われてしまった方も、歯を残せる数%の可能性にかけてみませんか?
是非一度、当院でご相談ください!
和田デンタルクリニックは、ご自身はもちろん、あなたの大切な方にも安心して通っていただける歯科医院です!

 

 

 

スタッフ一同、お待ちしておりますihistar

 

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