こんにちは、受付の田村です
ジリジリと日差しが強く暑い季節になってきましたね
水分補給を忘れず熱中症に気を付けてお過ごしください
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さっそくですが、皆さんはふとした時にお口の臭いが気になることはありませんか?
マスク生活が続く中で今まで気にならなかったのに、もしかして…と感じるようになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このにおいを感じる嗅覚には個人差があります。
ブラッシングが雑になれば口の中はすっきりしませんし、疲れている時やストレスを感じる時は口臭が強く出ているように感じますよね?
同じ人でもそのときの体調などによって、においの感受性が大きく変化します!
では、時間帯によって口臭の強さは変化するのでしょうか?
朝食や歯磨きなどが終わって2時間以内と2時間以上経過後、および昼食や歯磨きなどが終わって2時間以内と2時間以上経過後の4つの時間帯に測定した結果、
朝食後2時間以上経った後がもっとも口臭が強く、次に強いのは昼食後2時間以上経った後というデータがあります。
朝や昼の食事や歯磨きが終わって間もない時は口臭が弱いが、時間が経つにつれてにおいが強くなることがわかります。
一方で、起床時の口臭が強いことは皆さんご存知の方も多いのではないでしょうか?
モーニングブレスに関する調査として、起床直後、朝食直前、朝食直後では、起床直後がもっとも高く、朝食の前後では差がなかったとあります。
就寝中は唾液分泌が減少し口腔内の洗浄作用が低下するため、起床直後の口臭がもっとも強いと考えられています
そもそも口臭とはどんな要因でおきるのでしょうか
まず、口臭の原因となる主な物質は、
①硫化水素
→卵が腐ったようなにおい
②メチルメルカプタン
→魚や野菜が腐ったようなにおい
③ジメチルサルファイド
→生ごみよのうなにおい
などの揮発性硫黄化合物です。
においの強さは、細菌の種類や量、歯・舌など口内環境によって異なります
また、発生原因によって、
①生理的口臭
主に舌後方部に付着した舌苔における細菌の腐敗作用で発生
→空腹、疲労時など起床直後にもっとも高い数値を示す
②飲食物・嗜好品による口臭
時間と共に減少する一時的なにおい
→ネギ、ニラ、にんにく、アルコール、タバコなど
③疾患・異常などの病的原因による口臭
歯科疾患による口臭 または 医科疾患による口臭
→歯周病や糖尿病など
④心因性の口臭
健康状態が良好でも、自己判断による口臭
などに分けることができます。
原因を一つに特定するのは難しく、いくつかの要因が重なり合って口臭が発生している場合がほとんどです。
口臭とは「呼吸や会話した時に口から出てくる息が、他人にとって不快に感じられるもの」です。
重要なのは、本人ではなく第三者がにおいを不快に感じるか否かというのが重要な点です。
口臭の原因を把握したうえで口腔清掃に取り組んだり、一時的に口臭予防製品を利用したりするのは、
日常のエチケットとして適切な対応とおもわれます
舌清掃などで口臭が改善することもありますので、不安や悩みが少しでもある方は定期健診などの際にご相談ください