2022.06.04更新

 

皆さんお久しぶりです、

衛生士の大島ですrabbitflower2

 

 

暖かくなり、街でも半袖を来た人の姿が目立つようになってきましたね。

 

水分補給はこまめにとり、熱中症対策をして過ごしましょう!

 

 

ついこの間の休日に、動物園に行ってきました!

 

久しぶりに沢山の動物がみれて、癒されましたheart

 

レッサーパンダのイチゴちゃんが特に、かわいかったです!

ほとんどお昼寝をしてましたが・・・汗

 

レッサーパンダ

 

「いちご!」と名前を呼んだら・・・

 

レッサーパンダ

 

こっちを向いてくれました!

とてもかわいい!!heart

 

 

そして動物園にはたくさんの子供たちが来園していて、

いきなり話しかけてくれた子などもいて、

動物にも子供にも癒された1日でしたleaf

 

 


 

 

 

さて、今日は

子どもの発音障害

についてお話します。

 

 

 

みなさまの周りにいるお子様たちにはこのような心当たりはありませんか・・・?

 

「発音がはっきりしていない・・・」

 

「赤ちゃん言葉が抜けない・・・」

 

「〇行が言えていない・・・」

 

「普段の話し言葉のなかの、ある決まった音が正しく発音できていない・・・」

 

「言いたい事がうまく伝わらず、周囲とのコミュニケーションに支障をきたしている・・・」

 

「言った言葉を何度も聞き返されている・・・」

 

それらの原因は発音障害かもしれません。

 

 

 

そしてこのような発音の問題を抱えた子供のなかには

 

噛まずに丸飲みする

 

食べるのが極端に早い、または遅い

 

口いっぱいに詰め込んでたべる

 

食べ物を水で流し込む

 

硬いものや繊維の多いものを嫌う

 

よだれが多い

 

口がぽかんと開いている

 

などの問題もみられることがあります。

 

 

 

これらの問題がみられるお子様は

 

舌突出癖 嚥下時(飲み込む時)や安静時(お口が機能していない時)に上下の前歯の間に舌を突出させる癖

 

低位舌 舌が正常な位置よりも低い位置にある状態

 

口唇閉鎖不全 安静時に口唇が開いている状態

 

などといった、

MFT(口腔筋機能療法)の対象となる問題を併せ持っている可能性が高いです。

 

 

 

つまり、発音は口腔機能の一部で、

咀嚼や嚥下、呼吸など、

他の口腔機能と密接な関係にあると考えられています。

 

 

 

私たちは生まれた時から50音すべてが発音できたわけではありません。

 

 

子どもが日本語に必要な発音を獲得していく過程には

一定の順序があるといわれています。

発音の遅れが無い場合、

だいたい6~7歳までにすべての音が発音できるようになりますが、

音によって比較的早期に獲得されるものと、

発音のしかたが難しく獲得が遅れるものがあります。

 

 

 

 

子どもが日本語に必要な発音を獲得していく過程の一定のステップとしましては、、、

 

【ステップ1】

母音は発音のもっとも基礎になる土台の部分。

最初に発音できるのは「あ」、続いて「い」「う」「え」「お」

母音がすべてはっきり発音できるようになるのは3歳頃。

 

【ステップ2】

子音で最初にはっきり発音できるようになるのは、

口唇を使うマ行音、バ行音、パ行音。

 

【ステップ3】

次に、舌の先を使うタ行音、ダ行音、舌の奥を持ち上げるカ行音、ガ行音などが発音できるようになる。

 

【ステップ4】

舌先の細かいコントロールが必要なサ行音、ザ行音、ラ行音はとても難しい音。

じょうずに発音できるようになるには個人差があり、就学する頃でも発音できない場合もある。

 

というような順序でステップアップしていきます。

 

 

 

しかし発音の獲得時期や獲得順序は個人差が大きく、

就学する頃でもまだすべての音が獲得されていないお子様もいます。

 

 

じょうずに発音できていない音がある場合には

その年齢で獲得されているべき音なのかを考慮して、

発音障害かどうかを判断することになります。

 

 

みなさまの周りのお子様はいかがでしょうか。

ぜひこの順序を参考にしてみてください!

 

 

 

最後に、、、

口腔機能の発達につながる簡単な遊びや日常動作

を紹介いたしますglitter3

 

 

それは

「噛む」・・・いろんなものをよく噛んで食べる!

「なめる」・・・ソフトクリームや口のまわりについたものをなめる!

「吹く」・・・シャボン玉や笛、ラッパなどを吹く!

 「うがい」・・・帰宅後や歯磨きのあとなどのうがい!

 

 

たったこれだけです!

気軽に楽しくできることばかりですねflower2

 

ぜひぜひお子様と一緒に楽しみながら、

口腔機能の発達を促す動作を日常に多くとりいれてみてください!!

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