皆様こんにちは、歯科医師の高嶋です!!
新型コロナウイルス感染対策の緊急事態宣言も明け都内の感染者数も今年初の連日100人を下回ったとの事でですが、まだまだ気を抜けない中でいかがお過ごしでしょうか?
今回は久しぶりのブログの更新との事で「なぜ虫歯は起きるのか」という事について書きたいと思います!
まず最初に虫歯が始まるメカニズムについてお話致します!
私たちのお口の中に存在する虫歯の原因となる細菌たちは食べ物などに含まれている糖を代謝(エサと)し酸を産生します。
食事の度に酸が産生されることにより、お口の中が酸性環境となりpHが低下し歯の表面を脱灰し虫歯が始まっていくという訳です!
また細菌たちは自ら創り出した酸性環境下で生き延びることが出来るとともに、糖から酸を産生する能力を強めていきます。
以上の話の流れからお分かりかとは思いますが虫歯を起こす原因は
ズバリ
①頻繫に糖が摂取される
②ブラッシングが適切に行われない ことにあります!!!!
ではどうしたら虫歯の発生を予防できるのかです。
答えはプラーク(細菌)が酸性であり続けないようなアプローチをすることが大切になっていきます!!
一日3度の食事で一時的に酸性環境になることは避けられませんが、間食の食べ方やブラッシングに留意し、適切にフッ化物を用いることにより、う蝕の予防は可能になります!!
虫歯の治療はもちろんですが、虫歯になってしまわないようなセルフケアの方法についてもぜひ当院にいらしてご相談ください