2023.05.29更新

こんにちは!

歯科衛生士の浦田ですbirdglitter

 

5月も終盤を迎え、梅雨の始まりを知らせるように雨の日も多くなってまいりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうかrain

 

 

本日は、よくあちこちで耳にする『キシリトール』についてお話しようと思いますtoothglitter2

 

キシリトール

 

みなさんは『キシリトール』をご存知でしょうか?

キシリトール配合のガムやタブレットなどを見たことのある方や、歯に良い効果があるということはご存知の方も多いかもしれません。

キシリトールがどんなものなのか、より効果的な摂取方法を知ることで、より良いキシリトール活glitter2をしていきましょうburnburn

 

 

まずキシリトールについてです。

キシリトールとは、虫歯予防の効果が認められている天然の甘味料です。糖アルコールの一種で、砂糖と同程度の甘さがありますcakedonutglitter

北欧諸国で多用され、チューイングガムやタブレットなどに使用されています。

大人、子供だけでなく、妊娠中の摂取によりこれから生まれてくるお子さんに対しても予防効果があり、幅広い層にオススメできる成分ですflower2

 

 

キシリトール製品も多くの種類があり、それを見極めて選ぶことが大切ですnote2

 

まずはシュガーレス表示のあるものを選択しましょう。この表示のあるキシリトール製品には、口の中で歯を溶かす『酸』を産生する炭水化物が含まれていないことを意味します。

 

次にキシリトール配合率。こちらは50%でも100%でも虫歯の予防効果があることが確認されています。ですが50%の製品は100%の製品に比べてキシリトール含有量は半分ですので、より少ない個数で効率的に摂取するには100%がオススメです。

 

ガムタブレットも、環境に合わせて選んでいきましょう。よく噛んで摂取するガムは唾液分泌を促進したい方や、噛む力を育てたい小学生のお子さんにオススメです。またタブレットタイプは、ガムが苦手な方や、残っている歯が少ない方にもオススメできます!

環境や生活習慣に合わせて、より継続しやすいものを選択するようにしましょうihiheart3

 

キシリトールは、とにかく長期間継続的に摂取することが大切ですbookpencil2

そのため、いつも購入できたり、味や食感の合っているものを選んでいくのも重要なポイントですねmagnifier

 

 

 

次に、より効果的な摂取の仕方についてお話いたします。

 

1日の摂取量の目安は、幼児から小児ではキシリトール量約1.5~3gを3回に分けて摂取、成人ではキシリトール量約5~10gを3.4回に分けて摂取することが推奨されています。

それぞれのキシリトール製品には推奨年齢などが記載されていますので、年齢にあった製品を購入しましょうbird

 

ただひとつ注意点として、キシリトールを含む糖アルコールを多量に摂取した際に下痢になりやすくなる可能性があります。摂取量の目安は守った上で、体重や個人差による影響で体質に合わないケースもある、ということを頭に入れておきましょう。

 

どの年代にもオススメできるキシリトールですが、妊娠中に継続的に摂取し口の中の虫歯菌を少なくしておくことで、まだ虫歯菌のいない、生まれてきたばかりのお子様の口の中に菌が定着するまでの時期を遅らせ、発症のリスクを抑えることにもつながります。定期的に摂取できる状態であれば、いつでも始めることができますleafglitter

 

 

摂取量を守って、美味しく、楽しく、キシリトール活glitter2

 

みなさんも、はじめてみませんかgyaheart3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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